はちみつについての学び
先日、名古屋開催の生命食セミナーに参加して来ました。
そこではちみつマイスター榎本先生の講義を拝聴しました。
はちみつに含まれる栄養素は300種類ほどになるそうです。(それぞれ超微量だとは思いますが)
はちみつは抗菌効果もあり、古代エジプトではミイラをつくるときに使われたとか?
加熱処理済だとビタミンも壊れていて抗菌効果も期待できません。
ドイツでは、熟成された状態の、人工的な処理をせず天然の成分が生きている物だけを「はちみつ」というのですが
日本の基準では、成分が壊れている加工済みはちみつでも、生はちみつでも「純粋はちみつ」でくくってしまうのですって。
良いものを見つけるのが難しいのですね。
私は糖質コントロール食が基本なので、はちみつは普段使いませんが
抗菌効果の高いマヌカハニーなどを目的を持って使うのもいいですね。
はちみつのテイスティングをしました。
市販の加熱はちみつと、榎本はちみつベリーファームの生はちみつ、精製はちみつ。
違いは歴然です。榎本先生のはちみつのかぐわしい香りは素晴らしかった!
精製はちみつは加工品などに使われているそうですが、ほとんどはちみつの味がしていなかった。(!)
水あめみたいでしたよ。それでも香料などでごまかして、はちみつ入りという付加価値をつけるのでしょうね。
ちなみにみつばちの女王蜂、働き蜂は両方ともメス蜂なんですって。
女王蜂は一生に1回しか巣の外に出ないそうです(その時に一気にたくさんのオス蜂と結婚し卵をたくさん産む)。
オス蜂は自分でご飯も口に運べない、ニート。笑
オス蜂は女王蜂と結婚する事だけが仕事で、結婚できたオス蜂は結婚した瞬間に即死。(!!)
女王蜂と上手に結婚できなかったオスは巣から追い出されて、ご飯も自力で食べられないので死んでしまうんだって。
オス蜂の存在意義よ…笑
私たちが外で見る、お花の蜜をがんばってとっている蜂さんはメスばちなんですね。
はちみつの魅力や奥深さに触れることができた良い機会でした。
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