食べてしまうのは意志が弱いからではない

痩せたいのに、我慢できず甘いものを食べてしまう。

ある程度痩せてきたら決まってドカ食いしてしまう。

こういう方は、自分の意志の弱さが原因ではないのかもしれません。

もしかして

●血糖調節障害(低血糖症)なのかも?

●食べる量が少なすぎるのかも?

●身体に必要な栄養素が不足しているのかも?

むやみに減食しても、減食→ドカ食い→減食の繰り返しになると思います。

正しく食べれば甘いものドカ食いの頻度が減り、自然と痩せたり、ダイエットを安定して続けられるようになります。


血糖調節障害=低血糖症とは、血糖値が乱高下したり、維持できず下がってしまったりして

身心に悪影響がでてしまうものです。

糖質過多の食生活をしていたり、遺伝や自律神経不全などが原因でなってしまいます。

血糖調節障害=低血糖症 である人は、血糖値が大きく上下したり下がってしまう時には抑えきれない食欲が湧いてきます。

低血糖=死 ですので、本能が欲する食欲を抑えられるはずはありません。

肥満がある人は、血糖調節障害である事も多いのです。

肥満は、摂りすぎた糖を脂肪に変えて血糖値を下げる、インスリンというホルモンをたくさん出している証拠。

インスリン出し過ぎ、血糖調整ホルモンの出し過ぎで身体のバランスが乱れやすくなっているでしょう。


上に挙げた予測に対処する食事改善は以下の通りです。

菓子やフワフワパン、ジュース、丼や麺など血糖値が上がりやすい食品を避けて、

GI値の低い主食に変え(発芽玄米や麦ごはんなど)主食の量を適量にする。(米なら~150g 人による)

肉や魚、卵、豆腐などのタンパク質や野菜類などおかずメインのメニューに切り替えます。

食べる時はおかずから食べる。食物繊維や、タンパク質、脂質は血糖値を緩やかにあげさせてくれます。

ゆっくり良く噛んで食べ、食後に軽い筋トレをするなどして血糖値を安定させましょう。

タンパク質のメインおかずと野菜や海藻、きのこのサブおかずは減らすべきではありません。

*身体を作る栄養素=タンパク質+脂質+ミネラル

*身体の調子を整える栄養素←一部 脂肪を燃やす栄養素=ビタミン+ミネラル+脂質+食物繊維

ですからね。

食欲をコントロールできる脳をつくる材料も、栄養素です。摂るべき栄養素は摂りましょう!


(摂り過ぎな脂質があれば、オフする必要はあります。

脂身の多い肉、ドレッシングや調理油、ナッツやアボカドも摂りすぎれば痩せづらくなります。)


太るほど甘いものを欲する原因、ドカ食いしてしまう原因を改善していきましょうね。

食べるべきもの、食べ過ぎない方が良いものをちゃんと見分けて調節しましょう。

きれいのかけら

管理栄養士/Holistic beauty adviser 林佳奈 心身ともに清らかな『健康素材美人』になるための方法

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