食べなきゃ痩せない

ずるずる更新を先延ばしにしていた「その食べ方で太った」シリーズの最終回ですね。笑
 
摂取カロリー<消費カロリーにすれば痩せる。これは事実です。
食べる量を抑えれば初めはスルスルと痩せていきます。
(実際は水分や、筋肉などの減少分も大きいですが。)
でもある時から、食事量を減らしただけでは体重が落ち辛くなってきます。
摂取カロリーを減らしたいがために、肉や油脂類をカットする。
すると体脂肪をエネルギーにする際に必要な酵素の材料であるタンパク質や
ビタミンB群や鉄などの微量栄養素が不足してしまう。
低コレステロールとなり、ホルモンバランスが乱れてしまう。
新陳代謝に関わる甲状腺機能が乱れて、代謝が下がった状態になる。
食べものを消化するためのカロリー消費、食事誘導性熱産生=Diet Induced Thermogenesis DITは
一日の消費カロリーの10%にもなると言われていますしね。
 
体脂肪を燃やすためにも、エネルギーや栄養素が要るのです。
食べなきゃ痩せません!
ずっと超少食でい続けるのも、難しいでしょう?
 
特に、ダイエット中は栄養素のタンパク質が不足しないようにしてくださいね。
タンパク質は肉や魚、卵、豆製品や乳製品。魚介類などに含まれます。
食事制限中は筋トレと十分なタンパク質の摂取で、代謝量の決め手でもある筋肉量の低下を防ぎたいです。
痩せても肌や髪がボロボロになったり、風邪をひきやすくなったりしないようにもタンパク質摂取です。
特に体脂肪を燃やすための微量栄養素を含むのは赤身の肉や魚。
牛肉や豚肉、羊、マグロやカツオなどがお勧めです。
成人女性ならタンパク質食品は1日に手のひら4つ分は摂りましょう。
具体的には肉100g、魚100g、卵1~2個、豆腐1/3丁程度は食べていただくと
必要なタンパク質を摂取できます。

減らすべきは身体の細胞を構成せずエネルギー源にしかならない糖質の過剰な分。
糖質を摂って血糖値が上がると分泌されるインスリンというホルモンは、脂肪細胞を大きくする働きもありますし。

痩せたいなら食べましょう!
特にタンパク質食品は、十分に摂ってくださいね。
むしろ高タンパク質(タンパク質は消化にエネルギーを使う)&よく噛むことで、DITを上げていきましょう!

きれいのかけら

管理栄養士/Holistic beauty adviser 林佳奈 心身ともに清らかな『健康素材美人』になるための方法

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